劇列車の作品紹介

注文の多い料理店

高い山の奥深く、へんてこレストランがありました。そしてその正体とは・・・
生きているものは、みんな同じいのち。宮沢賢治の「注文の多い料理店」は、そんなテーマを孕んだ作品です。
だから、人間様が大いばりする現代を生きる私たちにとって、とっても気になる物語。
物語は、軽快でユーモラスに展開しますが、その中からそっと浮かび上がってくるのは、得体の知れない怖さ。
それが物語のテーマを伝えてくれます。
賢治の有名な童話に、人形劇ならではの表現でチャレンジしてみました。小学校低学年の子どもたちも楽しめる作品です。

注文の多い料理店舞台写真1  注文の多い料理店舞台写真2  注文の多い料理店舞台写真3  注文の多い料理店舞台写真4  注文の多い料理店舞台写真5
アンケート(抜粋)
舞台装置がシンプルなのに森やレストランがそこにあるようで、クリームはとても美味しそうで、気を失った?紳士たちはほんとにあわれで、物語にひきこまれました。最後の賢治のモノローグは、思わず少し涙がでました。すきとおった食べ物をありがとうございました。(大人)
たべられそうに なったときが こわかったです。 さいごらへんが ほっとしました。 たべられなかったから よかったです。(こども)
・ 奥深く素敵なメッセージに、私の今の状況を重ねて考えながらみることができました。心の中で尊い食べ物となりました。(大人)
・こわかったけど くしゃみするところが とても おもしろかった。(こども)
人間という大きな存在でありますが、その中の一人として…この劇をみて、たくさん考えさせられました。子どももすごく集中していろんなことを感じたようです。最後、食べられそうになった時、目をうるませていました。(大人)
けんかみたいに なったり 仲良しになったり 二人で不安になりながら かんちがいしたりして おもしろかった。(こども)
改めて、宮沢賢治がどういう思いで、この作品を書かれたかを知りたくなりました。また、今の世の中で、何が大切かを考えさせられる時間でした。そんな作品を面白おかしく表現されていて、とても魅了される演劇でした。見ていてすごくひきこまれました。(大人)
ちょっと こわかったけど おもしろかったです。(こども)
・さいしょは おもしろかったけど、あとは こわかったです。 きんちょうしました。 けど さいごは おもしろかったです。(こども)
・生きているものを食べている毎日。食べられるものの命をおもって、ありがたく食べなくてはと思いました。子どもにもお話を通して、食べ物の大切さを話し合いたいです。(大人)
・さいしょ どきどきした。 けれど、あとから たのしくなりました。(こども)
・他に 宮ざわけん治のお話が みれたらいいです。(こども)
・はじめて子どもと人形劇を拝見しました。奥の深い話で、4才の子どもがどれくらい理解できるかな?と思っていましたが、すっかり夢中になっていました。(大人)
・約1時間、普段とちがった世界にいたようです。ありがとうございました。(大人)

上演のために

■ 上演時間:約45分
■ 準備:4時間   ■ 片づけ:1時間半(準備片づけとも、会場条件で30分程度の差がでます)
■ 舞台:幅10m以上・舞台奥行き5m以上・天井高2.5m以上が必要です。暗幕または遮光カーテン必須。
■ 会場:公民館などの大会議室・学校体育館などでの上演可。
■ 上演適正規模:子どもで250人以内。人数が多い場合は分割して2ステージ以上をお薦めします。

上演検討のために

■ 子どもから大人まで楽しめます。但し、小学生以上をお薦めします。