NPO劇列車の作品紹介

どんぐりと山猫というはなし

―― 一郎くんの立つ丘のけしきはどんなけしき? ――
 宮沢賢治の有名な童話「どんぐりと山猫」は、100年前に書かれて今も精彩を失わない童話です。
 でも、一郎くんが現代に生きる少年だったら、この童話はどうなるのだろう?この不思議な童話は、いったい何を言いたいのだろう?そんな疑問から創り上げた人形演劇が「どんぐりと山猫というはなし」です。
 ですから、本作品は「どんぐりと山猫」の童話そのものの人形劇ではありません。けれども、現代に生きる私たちが深く考えるきっかけを与えてくれる作品に仕上がりました。現代に生きる私たちと童話「どんぐりと山猫」をつなげた人形演劇、それが「どんぐりと山猫というはなし」です。
 どうぞ、お愉しみいただければ幸いです。

どんぐりと山猫というはなし舞台写真1  どんぐりと山猫というはなし舞台写真2  どんぐりと山猫というはなし舞台写真3  どんぐりと山猫というはなし舞台写真4  どんぐりと山猫というはなし舞台写真5
アンケート(抜粋)
・初めて人形劇をみましたがおもしろかったです。答えが気になります。自分でも答えを探してみたくなりました。(こども)
・かわいい人形の動きに引きこまれて、楽しくみることができました。いま、こどもと一緒に考えたいと思わせてくれました。親としては一郎くんのお父さんとお母さんの立場にも、よく考えさせられました。すぐに答えを知りたくなることより、深く自分で考えることが大事なんだと気づかされました。こどもと一緒にみることができて良かったです。(大人)
・いちろうが自分のかべを見つけれたか きになります! わたしも自分のかべを見つけて、かべをひらきたいです!(こども)
・何が一番か、子どもだけでなくだれでも一番が好きだ。自分が納得するのではなく、他と比べるから争いが起きるのでしょうか。考えさせられました。(大人)
・たのしかったです どんぐりが けんかするところが おもしろかったです(こども)
・涙が出ました。「答え・かべは自分の中にある」という事をテーマとしたこの作品をみて、子どもの中にも何か残ってくれるといいなと思います。多様性をみとめるダイバーシティの話にも通じる内容だと思いました。(大人)
・はく力があって、とてもおもしろかったです。物語の結末が、ぼくたちにつながることになっていたので、見に来て良かったと思いました。(こども)
・子どもにはどう伝わったのだろうと興味深いです。あとでじっくり聞いてみようと思いました。大人の私には、「そうだよねー」としみじみ思えます。私もかべをどんどんあけていくように意識して生きていきます。深い劇でした。(大人)
・まるいどんぐりが ころがるところが おもしろかったです。でっかいどんぐりが でてくるとき びっくりしました。(こども)
・大人が見ても考えさせられる内容でした。今から子どもと、ゆっくりお茶をのみながら劇のことを語りたいと思います。(大人)
・だれにでも心に見えない壁があるんだなぁと知りました。とてもおもしろかったです。わたしは、1番はないと思います。(こども)
・最後に心に響く、じんわりとしたものが残りました。宮沢賢治の世界を楽しめました。(大人)
・学校のテストでの一番はとても分かりやすいですが、社会人になっての一番につながっていない気もします。一番の基準をどこに持ってくるのか。もしかしたら「一番」はどこにもないような気がします。(大人)
・奥深い内容でした。きっと答えはいつまでも考え続けるものだと思います。見つかるかどうかはわかりませんが、ずっと考え続けないといけないものなのでしょう。(大人)

上演のために

■ 上演時間:約45分
■ 準備:3時間半〜4時間 ■ 片づけ:2時間(準備・片づけとも、会場条件で若干変動します)
■ 舞台:幅9b以上・舞台奥行き5b以上・天井高2.8b以上が必要です。
■ 会場:公民館などのホール・学校体育館などでの上演可。
■ 上演適正規模:子どもで200名〜250名以内。300名を超す場合は、分割して2ステージをお薦めします。

上演検討のために

■ 小学校3年生以上を中心に、小学校低学年の児童も楽しめます。