P新人賞受賞記念久留米公演「さちの物語」のチケット販売がはじまりました。
石橋文化センター、久留米シティプラザ情報サテライト、弊団体ホームページで販売しております。
公演詳細はこちらから。チケットお申し込みはこちらから。
「さちの物語」は中学3年生の女の子「さち」が主人公です。中学3年生といえば、14~15歳ですね。
さちは、DVが吹き荒れる家庭で育ちます。父が母に暴力をふるう光景が、彼女にとっての”日常の風景”なのです。
10歳のころに目撃した”面前DV”が、特にさちの心に印象深く残ります。その日のDVのきっかけは、学校でさちが受けた”いじめ”でした。
――DVを受けたら、すぐに周りにSOSを。
その通りですよね。
でも、ちょっと想像してみてください。
――学校での自分の行動が原因で、DVを受ける母。
そう感じている「さち」が、学校の先生に相談できるのでしょうか。
「さち」の”こころ”はどう動くのか。
幼少期より繰り返し傷つけられている”こころ”を回復させるとは、どういうことなのか。
ご覧いただいたみなさんに、たくさんのご感想とご意見をいただけたら嬉しく思います。
さて、この作品の初演は愛知県名古屋市にある「ひまわりホール」で行いました。
初演に先駆け、お申し込みいただいた方々に作品を観ていただく機会を設けました。
観ていただいた方のお一人、竹島由美子様からの感想を一部引用させていただきます。全文は、チラシ裏面に記載しております。
『やがてその言葉はさち個人というよりも、いまの社会の中で「生き辛さ」を抱える多くの子どもたちの声に聞こえてくる。
「負けるな、さち!」と観客席から応援していたはずなのに、いつの間にか舞台上のさちから、背中を押されたような爽快感を覚えた。
きっと誰もが勇気づけられる作品だ。』
どうぞ皆さま、この作品を観に、ぜひお越しください。
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