明日は、おやこ人形劇場「うしかたやまんば」。
本日、ホールにて舞台仕込みを行いました。
「うしかたやまんば」は、日本全国あちこちにあるむかしばなしであり、”民話”です。
”民話”とは、”民(たみ)”が世代を超えて語り継いだお話です。口伝いに継承されてきた、口承文化です。
物語を語る際、そのお話には語る人の”こころ”が上乗せされます。
たとえば、物語の主人公に共感していれば主人公の活躍を語る際に熱が入り、主人公の母に共感していれば主人公の母の言葉を語る際に熱が入る…というように。
無意識の次元で、自分のこころが動いた場面を熱弁するのです。
そいういう意味で”民話”は、語った民(たみ)の数だけ存在するといってもいいのかもしれません。
私たちは、「うしかたやまんば」を”里の婆”という登場人物に語らせました。
つまり、”里の婆”の”こころ”が上乗せされた”民話”です。
7/6(土)の初演を終え、さらにバージョンアップした「うしかたやまんば」。
ありがたいことに、13:00の回・15:30の回ともに満席です。
明日、みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。
【尚】