2025年の御挨拶

あけましておめでとうございます。

今からがいよいよ厳しい厳冬期ですね。
木々も丸裸になりました。
しかし、目には見えないけれど、
木々の梢には春を迎えるちからが蓄えられています。

生命(いのち)の営みとは、
丸裸にされて、無残に寒々としていても、
いつだって回復していく、
そんな営みなのかもしれません。
だから、寒々としていても、
凛として美しいのかなあ。

じつは、正月早々、私たちはでフル稼働中です。
(在宅勤務ですけどね)
2025年の助成申請のために、おおわらわ。
いつだって追われてしまう仕事の数々を、一つの枠組みの中に位置づけなおす。
そんな2025年にしたいですね。

一つの枠組みってなに?
それは・・・、

「アートを最も必要としている人々は、アートから最も遠いところにいる」
そこを出発点にして、
人々と一緒になって、
まるで焚火を車座で囲みあうようなアート体験の場をつくる。
私たちのしごとは、そこに帰着する。

これが一つの枠組み。

いのちの営みがいつだって回復していくことならば、
アートの場という焚火を囲むことで、
いつのまにか深く傷ついた心が癒えてくるならば、

アートとは・・・、
いのちの営みと深いところで、
どこかできっと、
つながっているのかもしれません。
こころのどこか奥のほうで・・・。


皆様、2025年もよろしくお願い申し上げます。