投稿者「かまほりしげる」のアーカイブ

学びました!食材支援

今日は久留米市で活動するボナペティさんのところで、食材支援のあり方を学びました。
私たちの素朴な疑問・質問に丁寧に応対してくださったボナペティの皆さん、ありがとうございました。
今日は8月24日、ボナペティさんのフードドライブの日。私たちも食材配布の現場に立ち会わせていただき、ほんとうに感謝です。
何気ない話しの中にも、食材を求めてこられる方々へのきめ細かい配慮や心配りを目の当たりにし、とてもよい時間になりました。

いまの日本社会は、心ある市民たちが食材支援に立ち上がらなければならないほど、不平等な社会。
しかし、多くの市民たちにはその不平等がみえていない社会。
いや、みえなくされている問題なのかもしれませんね。
みなさん、どうお考えになりますか?

さて、私たちの今日の学びは、パペットシアターPROJECTⅡにおいて食材・日用品配布コーナーを開設するための学びです。
私たちは食材支援のプロではありません。
ですが、利用される皆様に心から喜んでいただけるコーナー開設をめざしています。
9月29日(日)パペットシアターPROJECTⅡ第1回に、心を込めたおもてなしができるよう、がんばりますよ。

乞うご期待!

私たちの食材支援担当責任者Tさん。
一緒にがんばっていきましょう!

【劇列車】

 

困難を抱えたこどものこころ

困難とは生きづらさのこと。
考えてみると、

生きづらさは本人のせいではない。
それは社会が生み出している。
なのに周りのおとなは本人のせいという。心を入れ替えろと。
だから生きづらさを抱えたこどもは押し黙る。

ぼくのせいだ。
ぼくがだめなんだ、と。
そして、・・・仮面を被る。生きづらさは増していく。

大人たちは忘れていく。生きづらさを抱えたこどもがいることを忘れていく。
「そんな子いたっけなぁ・・・」「変わった子だったよね」

仮面をかぶって必死に生きているのに、いつのまにか過去形で語られる。そんな子はみえなくされている存在。

ほんとは、
ほんとは、
個人的なことは、社会的なことなのに。

市民シンポジウム「困難を抱えたこどものこころ」は、困難を抱えたこどもに寄り添う支援団体、こどもに働きかける団体、5団体が集まります。

ああだ、こうだ。
と学びあいます。

とても貴重で大切な市民シンポジウムです。

いよいよ、近づいてきました。
今日は西日本新聞でも告知していただきました。
広がる不公平・不平等に心を痛めてある市民の皆様、こどもに未来に心痛めてある心やさしき皆様。

どうぞ、御参加下さい。どなたでも参加できます。



【劇列車】

どうしたの?

「うしかたやまんば」の里の婆がうつむいて、顔をみせてくれない・・・。
どうしたの?
なにかあった?

いえいえ。
里の婆は公演前の定位置についただけ。
昨日は、久留米市南部の学童保育所での「うしかたやまんば」巡回公演(一般巡回)でした。

「あそこにいるよ~」
「ゲッ。食われた」
「あっ、生まれ変わったんだ」

そんな声があちこちからあがり、とても楽しんでもらえました。
猛暑のなかでの機材搬入搬出は、ヘロヘロになります。
ですが、帰りにはいつも心は軽くなっています。
私たちの心は、青空のよう。
きっと、みなさんと喜びを共有できるからかな?
学童保育所の先生方、呼んでくださりありがとうございました。

次の「うしかたやまんば」公演は、10月26日(土)パペットシアターPROJECTⅡ~人形劇でゆっくりじかんでの公演です。

なんか毎日つらいなぁ。
心配ごとばかり。
もういやだ。

そんな日常からちょっぴりはなれて、人形劇で非日常じかんをあそんでみませんか?
こどもも大人も、親子で楽しめますよ!

【劇列車】

たくさんの人と出会うために

今日はパペットシアターPROJECTⅡの呼びかけに協力していただける窓口を探して、3か所を訪問しました。
一昨日の3か所をふくめると、いまのところ6か所。
明後日は市民活動団体を中心に訪問します。

パペットシアターPROJECTⅡは、従来の支援の外側にいる人々と文化体験でつながろうとする試みです。

従来の支援の外側?

それは行政の支援や市民活動団体の支援の外側(すきま)にいる人々のことです。
究極的には「社会からみえなくされている人々」といってもいいかもしれません。
その人々に文化体験を届けるためには、私たちの呼びかけチラシを置いていただける窓口をもっともっと増やさなくては。

あっ、もちろんすきまにいる人々だけが参加できるというわけではありませんよ。
どんな方々も大歓迎です。

そして午後遅くからは、パペットシアターPROJECTⅡを支える人形劇あそびサブファシリテーター養成講座の発送作業。
昨日の各校区コミュニティセンターへの発送をふくめると、計160か所を超えて発送しおわりました。
いやあ、チラシの山にしばし茫然となりますね。

けれども。

足を運んで訪問することも、
チラシを発送する作業も、
それは、まだみぬたくさんの人とつながる試みです。
チラシの山に茫然としてばかりはいられません。

パペットシアターPROJECTⅡ。
支援される人々とだけでなく、支援する人々とも出会っていきたい。

そして支援被支援という垣根なく、たくさんの人々とつながる輪をつくっていきたいと思います。

【劇列車】

キックオフイベントに参加しました

今日は休眠預金活用事業緊急枠(資金元団体:日本民間公益活動連携機構・資金分配団体:ちくご川コミュニティ財団)のキックオフイベントでした。
主催は一般財団法人ちくご川コミュニティ財団様。
場所は久留米大学地域連携センターつながるめでした。

緊急枠採択団体の8団体が一堂に会してのキックオフです。
お互いの交流や情報交換もふくめて、とても有意義な会でした。

私たちのパペットシアターPROJECTⅡ事業を含めて、思いのこもった採択各団体様のプレゼンテーションでは、困難を抱え孤立した家庭と地域社会をつなげるために、各団体の連携の大切さをあらためて実感しました。

午後からは、そのまま休眠預金活用事業通常枠採択団体様の事業評価ワークショップ。
これにもたいへん学ばされました。
どの団体様も、思いをもってはじめられた事業です。
リスクも苦労も承知ではじめられた事業に対する、あたりまえのリスペクト。
とても感嘆させられました。

なぜなら、

リスクをおかし苦労を重ねることに冷笑的な場は、簡単に出来上がります。
苦労を重ねる人々を嗤う場もしかりです。
そんな危険な場は、放っておいてもすぐに出来てしまう。
しかし、お互いのリスペクトを土台にした安心安全な場は、意図的につくっていかないとできあがらない。そう思うからです。
その土台にたっての対等・水平なディスカッション。
素敵な事前評価ワークショップでした。
お世話をされたちくご川コミュニティ財団の皆様、キックオフイベントをふくめてありがとうございました。

私たちは残念ながら14時過ぎで退席。
その足で久留米市役所に向かって、3部局の方々にパペットシアターPROJECTⅡの呼びかけ協力お願いをしてまわりました。

パペットシアターPROJECTⅡ。
この段階で、どれだけの人と出会えるか。
それがこの事業の土台を形成します。

【事務局】