投稿者「やなが なおこ」のアーカイブ

いつの間にか、対話に!

一雨ごとに寒くなる季節となりました。それにしても、ここ数日での気温差は甚だしい。

本日は、筑後市新溝にある『ちくご地域ユースサポート不登校支援部会』さんにおじゃましました。
10/20(日)に開催する永井玲衣さんとの哲学対話ワークショップと、10/26(土)に開催する第2回パペットシアターPROJECTⅡ「うしかたやまんば」観劇のチラシをもってご案内にうかがいました。
写真は『ちくご地域ユースサポート不登校支援部会』拠点の玄関にて。とっても素敵なスペースでした!

拠点におじゃましたところ、『いろり』さんもいらっしゃいまして、とっても楽しいおしゃべり会に!
「10月はイベント多くて体ひとつじゃ足りないね~」
「分身したいね(笑)」
「だれか代わりに行ってくれないかなぁ」
といったおしゃべりから始まったはずなのに…

「哲学って自分からすごくとおいところにある気がする」
「永井さんが哲学対話するときに、『小学生でもわかる言葉を使う』というルールがある」
「それ!看護にも通じるものがある!専門用語って患者さんに伝わらないよね」
「専門用語が分かる人にかみ砕いて話しちゃうと馬鹿にされている気になる。看護のエピソードは、相手のことが分かることで使う言葉が決まる。相手のことを理解するところから始まるのは、まさしく対話ですよね~」

またまたいつの間にか…

「警固公園っていつから居場所になったんだろう」
「前は親不孝どおりだったよね」
「私の中学校は常時窓ガラスが割れてて廊下を自転車が走ってました。手法はよくないけど、あれは彼ら彼女らの自己表現の一環だったのだと感じます」
「今は(自分の)内側にむかってるよね」
「学校に”仲間”がいないよね」
「いま、学校で窓ガラス割ったりしても“浮き上がる”だけですもんね」

などなど、厚かましくも1時間30分も!本当に楽しいおしゃべりをさせていただきました。
お忙しいなかご対応くださりましたちくご地域ユースサポート不登校支援部会のみなさま、いろりさま、ありがとうございました。
(あまりに楽しすぎて、本来の目的だったご案内チラシを渡し忘れてしまいました!M様、申し訳ございません。後日郵送させていただきます)

これって、じつは『哲学対話』ととてもよく似ている。
ほんとうに身近な、ささいなことをおしゃべりしているうちに、いつの間にか深いところに潜っている…
ほかの人が話したことばに対して、『そのことば、私の感覚にピッタリあう!』と、自分のことばを発見する。
『哲学対話』ということばを使っていますが、
おしゃべりをしながら、言葉にならない自分の感覚にことばを見つけていくような、
たとえ言葉がみつからなくても、なんだかすっきりするような、
もしかしたら反対に、もやもやが増えちゃうのかも(笑)、
そんな時間が、永井玲衣さんとの『哲学対話』の時間です。

どうぞみなさま、お気軽に、ご参加ください。10/20(日)10:00~15:00、石橋文化会館にて。
お申し込みはこちらからどうぞ

【尚】

チラシがゆく~8/31(土)市民シンポジウム

連日酷暑ですね。地球環境への悪循環とはわかっていますが、冷房が欠かせない日が続きます。

さて、本日は8/31(土)市民シンポジウム『生き難さを抱えたこどもの「こころ」~困難を抱えるこどもに共通する心の状態を考える~』ポスターとチラシの発送作業。
久留米市を中心に活動する団体様およそ160か所にお送りしました。

発送作業を行いながら、劇列車が出会ってきた当事者の皆さん、これから出会うみなさん、熱い想いで当事者と向き合う支援者の皆さんのことが、自然と事務局メンバーの話題にあがります。
このシンポジウムでどのようなエピソードが報告され、異分野のみなさまがどのような観点で当事者のみなさまを見つめているのか、準備している私たち自身、どんなシンポジウムになるのか、今からとても楽しみです。

どうぞみなさま、ぜひ、のぞいてみてください。
どなた様でもご参加いただけます。
市民シンポジウムの詳細はこちらをご覧ください
また、参加お申し込みはこちらからどうぞ。

8/31(土)みんくるにて、ブログをお読みくださっているみなさまと、生きがたさをかかえるこどもたちについておしゃべりできることを楽しみにしています。
お申込み、お待ちしております。

【尚】

久留米東ロータリークラブ様、お世話になりました

本日は、久留米東ロータリークラブ様の例会におじゃまさせていただき、「パペットシアターPROJECT」事業についてお話をさせていただきました。
大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました。お世話をしてくださった皆様、大変お世話になりました。参加されていらっしゃったみなさま、熱心に耳を傾けていただき大変嬉しく思います。

現在、「困難を抱えるこどものための文化体験支援事業」は、連携団体のみなさまとともに実施する「パペットシアターPROJECT」と、支援制度の“すき間”に落ちてしまっているみなさまと出会う「パペットシアターPROJECTⅡ」の二つに取り組んでいます。
事業実施当日までの間に、ほんとうにさまざまな方々と出会います。出会ってお話を交わすたびに、熱意・切実さ・想い…いろいろなものを受けとります。
実施当日に向けて、私たちも一層身が引き締まる思いです。

さて、パペットシアターPROJECT事業につきましては、随時ホームページやブログ等で情報発信を行っていきます。
ブログをご覧の皆様、ぜひ今後もチェックしていただき、ご関心をお寄せいただけますと幸いです。

【尚】

明日7/21(日)は、「うしかたやまんば」

明日は、おやこ人形劇場「うしかたやまんば」。
本日、ホールにて舞台仕込みを行いました。

「うしかたやまんば」は、日本全国あちこちにあるむかしばなしであり、”民話”です。
”民話”とは、”民(たみ)”が世代を超えて語り継いだお話です。口伝いに継承されてきた、口承文化です。

物語を語る際、そのお話には語る人の”こころ”が上乗せされます。
たとえば、物語の主人公に共感していれば主人公の活躍を語る際に熱が入り、主人公の母に共感していれば主人公の母の言葉を語る際に熱が入る…というように。
無意識の次元で、自分のこころが動いた場面を熱弁するのです。

そいういう意味で”民話”は、語った民(たみ)の数だけ存在するといってもいいのかもしれません。

私たちは、「うしかたやまんば」を”里の婆”という登場人物に語らせました。
つまり、”里の婆”の”こころ”が上乗せされた”民話”です。

7/6(土)の初演を終え、さらにバージョンアップした「うしかたやまんば」。
ありがたいことに、13:00の回・15:30の回ともに満席です。
明日、みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。

【尚】

7/21(日)15:30満席/13:00キャンセル分再販売中

梅雨末期ですね。蒸し暑い日が続きます。

さて、7/21(日)おやこ人形劇場「うしかたやまんば」に向けて、作品のブラッシュアップが着々と進んでいます。
7/6(土)初演時より、バージョンアップしてみなさまにお披露目となります。お楽しみに!

15:30の回、満席となりました。
13:00の回、キャンセルが数席分発生しているため、チケットの再販売を行っております。
こちらもわずかとなっておりますので、観劇ご検討の方は、お早目のお申し込みをお勧めいたします。

【尚】