私たちの目指すもの

劇列車の生い立ちから未来まで

だれも孤立しない社会をアートでめざす

 いま人々は、様々な格差の中で分断され孤立を深めています。とくに困難を抱えた人々ほど、その傾向を強めています。そうしたいわけではなく、そうされてしまうのです。

 様々なアートのなかでも特に演劇(人形劇)は、人が集う「ひろば」をつくる力を秘めています。私たちは、演劇(人形劇)のもつそのような力を活用して、孤立している人々を人と社会につなぎ、社会的孤立の解消を図ることをめざしています。

人々をはげますアートの創造

 困難を抱えた人々ほど、社会の中で見えなくされているのではないでしょうか。そして見えなくされている人々を励ますアートは、いまのところとても少ないように思えます。

 演劇(人形劇)が、もし人を励ます力をもっているとするならば、みえなくされている人々をはげますことこそ最も大切に思えてなりません。私たちは、そのようなアートの創造をめざしています。

オリジナル作品上演班をもつアート系NPO

 ですから私たちは、「オリジナル作品を創る」ことを大切にしてきました。私たちは、団体内部に独自の上演班を保有し、オリジナル作品創造と上演を手がけけるアート系NPOです。

 特定非営利活動法人舞台アート工房・劇列車は、アートの力で社会的孤立を解消し、誰もが主体的に人生を歩める社会をめざしています。