■ 代表理事 釜堀 茂(かまほり しげる)
アートには、人を人間にし、前を向いて歩くちからがあります。なぜなら、アートには自己発見をみちびく力や、つながりを回復させる力が潜んでいるからです。これは、決してアートを過信しているわけではありません。たかがアートです。しかし、されどアートでもあります。この「されど」の部分に、とにかく愚直にこだわり続けてきた団体が舞台アート工房・劇列車です。
私たちの生み出す作品や事業は、商業ベースにのるものではありませんし、派手なスポットライトをあびる性質のものでもありません。ただ、アートの持つちからを、聞こえない悲鳴をあげている人々のもとに届けたい。そう思って、愚直に試行錯誤を続けてきました。いまそれが少しずつ現実になり、少しずつちからを持ちはじめています。
皆様の御支援を賜りますよう、どうかお願い申し上げます。
〔所属〕・日本児童演劇協会会員 ・国際人形劇連盟日本センター(日本ウニマ) ・久留米連合文化会